赤おに
材料:因州和紙(楮紙)【協力】大因州製紙協業組合(鳥取県鳥取市青谷町)
彩色:胡粉.絵具.膠
w.14cm x d.15cm x h.5cm
15g
箱サイズ:w.20.5cm x d.16cm x h6cm
*濡れた手で触ったり水拭きしたりすると彩色が滲みますのでご注意ください。
*製品の性質上、直射日光や高温多湿は避けてください。
赤おに面は初代柳屋 田中達之助の創作玩具です。
この意匠は達之助が自宅近くの久松山の山頂で、妻 利子の握ったおにぎりを手にしたときにひらめいたそうです。ずんぐりした顔には勇ましい眉と髭、固く結んだ口元からは鋭い牙がのぞきます。一見すると怖そうな赤おにですが、どこか憎めない表情が特徴です。
「柳屋」は鳥取県鳥取市にて1928年から2014年までの 86年間にわたり郷土玩具を作り続けた工房です。屋号は「柳に雪折れなし」という、ことわざに由来します。
初代 田中達之助は因幡地方の歴史や伝説を元に創作玩具を発表する一方、廃絶していた玩具の復元にも尽力し、妻 利子とともに研究と制作を重ねました。屋号を体現するような仕事は娘夫妻へと受け継がれ、張り子面や土鈴、木製人形など、50種類以上にも及ぶ多種多様な玩具が生み出されました。
2020年に始動した『YANAGIYA REPRODUCT』では新たな作り手たちが二代目 田中謹二・宮子夫妻にその手法を学び、柳屋の玩具制作に取り組んでいます。
詳細はこちら
https://note.com/cocorostore/n/n460cdc2c0afb