豆天神
陶土/素焼き・胡粉・膠・絵具
w.7.5cm x d.2cm x h.7.5cm
60g
*濡れた手で触ったり水拭きしたりすると彩色が滲みますのでご注意ください。
*製品の性質上、直射日光や高温多湿は避けてください。
【 製作協力 】
成型・彩色 朝倉邦子 鳥取県湯梨浜町
人形焼成 国造焼 鳥取県倉吉市
豆天神と堂内天神について
鳥取に小天神は明治以前から作られていたと思われます。ほとんどが赤一色で彩色され、他の色はごく小部分です。
昭和初期ごろ迄、正月には必ず掛け軸でも人形でも天神さまをお祭りしたものです。面白いことには天神さまの鏡餅は小さいのを子供にまるめさせました。
天神さまのお祭は仲々賑やかでした。それぞれに献燈と大書してある大きな長い提灯を台車の両横に5つならべて、縄で美しく飾り、各町の子供達が皆で曳いて行くのです。先頭の子供は「子供連」と云う弓張り提灯を持ち「オヤサー、オヤサー」と勇ましく声をはりあげて行きました。道中の家々には軒アンドン、吊りアンドンがしてあったものです。
柳屋 先代 田中達之助
「柳屋」は鳥取県鳥取市にて1928年から2014年までの 86年間にわたり郷土玩具を作り続けた工房です。屋号は「柳に雪折れなし」という、ことわざに由来します。
初代 田中達之助は因幡地方の歴史や伝説を元に創作玩具を発表する一方、廃絶していた玩具の復元にも尽力し、妻 利子とともに研究と制作を重ねました。屋号を体現するような仕事は娘夫妻へと受け継がれ、張り子面や土鈴、木製人形など、50種類以上にも及ぶ多種多様な玩具が生み出されました。
2020年に始動した『YANAGIYA REPRODUCT』では新たな作り手たちが二代目 田中謹二・宮子夫妻にその手法を学び、柳屋の玩具制作に取り組んでいます。
YANAGIYA REPRODUCT 詳細について
https://note.com/cocorostore/n/n460cdc2c0afb