八角皿(中)
φ.15.5cm x h.14cm x h.2cm
200g
福光焼は年に2度、登り窯で薪を焚べて作品を焼き上げます。ゆっくりと時間をかけて焼き上げているので焼き締まりが良く、丈夫に仕上がります。銀ねず釉は鉄を含んだ釉薬で焼き上げ、使い込むほどに色合いが変化してまいります。使い込んで器の景色の変化をぜひお楽しみください。
陶器に関して
サイズ、重量は素材の個体差や焼き上がり具合で僅かですが増減することがあります。焼き上がりの表情は窯元と店主が一緒に選んでおります。使い込むと表情が少しづつ変化していきますので育てていただけましたら幸いです。
福光焼(ふくみつやき)
私は物作りです。物を作ることが好きで、この道へ入りました。蹴りロクロで水引から焼きあがるまでの作業は、とても大変な仕事です。色、バランス、使い勝手の良さなど、いろいろなことを窯出しするたびに感じております。登り窯から頂くものはとても多いです。いったん窯に火を入れると、一歩も離れられず、窯に命令されるがごとく、薪を投じるのです。作品ができるまでは、いかに引き上げるか、どこでとめるか、膨らませるか、いつもそのことが脳裏を横切ります。一度粘土を焼いてしまいますと、土に還るには程遠い年月がかかります。決して土を粗末にしないことが、粘土を使わせて頂く者のお礼ではないでしょうか。
最初から最後まで仕上げ『育てて』やることが、私の器『子供達』への思いです。焼き上げていく器達が、皆様の心安らぐ生活にお役に立てればと思い、作陶に励むばかりです。
鳥取県倉吉市福光
河本賢治・河本慶
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