山茶 ばんばら茶
名称:釜炒り茶
原材料:緑茶
原料原産地名:愛媛県
内容量:50g
賞味期限:2026.03.31
保存方法:高温多湿を避け移り香にご注意ください
標高の高い山中に点在するお茶を摘み火入れ、手揉み、天日干しをした手作業のお茶です。熱湯を注ぎ、ゆっくり待ってからお煎れください。気が落ち着く野生のお茶です。(農薬不使用)
四国山中の傾斜地に、一株一株点在するお茶の葉を摘み取り、各家庭で手揉み、釜炒り、天日干しをした手作りのお茶。飲む前に焙じると山茶ならではの香気がたち、よりおいしくなります。
耐熱グラスに直接茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
茶葉が舞い落ちて行く様をゆったり見ていると、おいしいお茶の出来上がり。ひとときをお楽しみ下さい。お茶のパワーが強く、茶葉は少量で可。
・宿煮
古く、お茶は薬草と同じく煎じて飲まれていました。農薬も肥料も使わない自然に育ったお茶は、厚みがあり硬く、煮ることが出来たのです。1人前の茶葉の量は3本指(親指・人差し指・中指)で摘める程度が適量です。沸騰したやかんに茶葉を入れて煮出して飲む方法です。
・水出し
冷たい水に山茶ばんばら茶の茶葉を直接好みの量を入れ、一日置いてから飲むと喉ごしよくすっきりとした味わいになります。
・茶粥(ちゃがゆ)
http://www.ochawotanoshimukai.com/report/report200930.html
お茶パックにばんばら茶を入れ、お水の量10分の1に対してお米(生米でも可)を茶パックと共に鍋に入れてグツグツ煮て出来上がりです。
釜炒り茶とは
煎茶は、製法により蒸し製と釜炒り製とがあります。今日、蒸し製が大半を占め、釜炒り製は、一部の地域で作られるのみとなってしまいました。
中国では、古く明の時代に釜炒り茶が盛んに作られ、やがて渡来人によって、わが国にその製法が伝わったといわれています。その後、九州・四国・中国地方の広い範囲で作られるようになり、暮らしの間で飲んできました。
昔ながらの釜炒り茶は、手持ちの鍋や釜を高温に熱し、摘んできた茶の葉を、炒って、揉み、乾燥して仕上げました。
釜炒り茶は、九州盆地の山間部や四国に残っている希少なお茶。琥珀色で香り良く、天然の甘みがあり、体にすうっと入り、気持ちが穏やかになります。何年経っても飲めるお茶です。
お茶を楽しむ会 近藤美知絵 鳥取県倉吉市生まれ
千葉県流山市で「お茶を楽しむ会」を主宰して40年余り。
日本の気候風土に根ざした自然茶じねんちゃ(ありのままのお茶)にこだわり、山茶、在来種のお茶を探し求め、一滴の奥深さを味わい楽しむとともに、誰もが安心して飲める日常の健康茶としての普及に努めている。
http://www.ochawotanoshimukai.com/
自然茶(じねんちゃ)
自然のお茶を求めて旅をしますと、日本の気候風土に根ざしたお茶の木が、ポツリ、ポツリと健在し、お茶好きの私には体がふるえるほどの感動をおぼえます。
野生のお茶の木は、大地に深く根を下ろし、石にぶつかり、石にくい込み、自然の恵みを十分に吸収し、それゆえ天然の旨み・香りが生まれます。
飲むほどに、気持ちが穏やかになり、「昔、お茶は薬だった」ことを思い起こさせるほど、お茶本来の特性を持っています。
葉がしっかりしていて害虫に強く、赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲むことができます。
暮らしの”間”に飲んできたお茶。
自然(じねん)とは、ありのまま、という意。自然茶は大自然の賜物です。