しのぎ鉢(縁開き)
重量/1200g
Φ.26cm x h.10cm
雪白磁釉薬は積雪した雪に光が差し込んだ時の澄み切った青白さを表現されています。
浦富焼
因幡の名勝、浦富海岸の漁村田後から小栗にかけての山中より陶石を運び、乳母ヶ懐の山裾に窯を築き、出石の陶工を招いて国産奨励の政策の下、鳥取藩の助成を受けながら江戸の末期から明治維新により廃藩になるまでの十数年の間、染付の日用雑器が焼かれていました。
1971年3月、桐山城跡の浦富側山麓に登り窯を築き、江戸時代に用いられた同じ陶石を生地とし、白磁・染付・黒刷毛を主に現代生活に即した日用品、工芸品を制作。
再び、浦富の磁器が私たちの生活の中に生きて来ました。
鳥取県岩美郡岩美町浦富
初代(故)山下 碩夫(やました みつお)作