線文カップ&ソーサー
重量/440g(ソーサー250g・カップ180g) 容量/200cc(8分目)
カップ:w.11cm × d.φ8.5cm × h.7.5cm
ソーサー:φ.15cm × h.2cm
使い込むと器に貫入が入り表情が変化していきます。国造焼の白釉の白色は注がれた飲み物や盛り付けられた食材がより美しく綺麗に見えるよう、努力を重ね生まれた白色です。育てがいのある器です。表面の模様は線文と名付けられており線文とは白い釉薬をかけた後に、ケガキ針で釉薬を掻き落とす方法です。釉薬の下地には地元の鉄分を含んだ化粧土(焼成後は茶となる)をあらかじめ塗っているので焼き上げると掻き落とした線の部分から化粧土の茶が覗きます。鳥取県は全ての市町村で天の川が見られるなど天体観測に適した環境であり、線文を星座に模して、星と星とが繋がるように迷いなく掻かれています。
*実店舗での店頭販売と商品を共有しておりますので売り違いが生じることがあります。在庫切れの場合新しく制作いたしますので1.5ヶ月〜3ヶ月程度お時間頂戴いたします。あらかじめご了承ください。
*在庫数以上の個数、枚数が必要でしたらお取り寄せいたします。在庫がなければ製作いたしますので必要数量をお問い合わせください。
陶器に関して
サイズ、重量は素材の個体差や焼き上がり具合で増減することがあります。炎の当たり具合によって表情が一枚一枚、僅かですが違いがあります。焼き上がりの表情は窯元と店主が一緒に選んでおります。使い込むと表情が少しづつ変化していきますので育てていただけましたら幸いです。
器のお取り扱いのご注意について
●食器洗い乾燥機は使用しないで手洗いでお願いします。
●食器として使用の場合、中性洗剤をスポンジにつけて水洗いして
ください。
●電子レンジの使用は可能です。調理に適した温度でお使いください。
国造焼
明治に祖父母が倉吉市の不入岡(ふにおか)、上神(かずわ)一帯の陶土が焼き物に適していることに着目、この地に移り住み、明治二十三年に創業する。不入岡の近くには伯耆の国の造(みやつこ)をまつった大将塚があり、「こくぞうさん」と呼び親しまれていたことから、こくぞうさんにあやかって、昭和五十年、初代 秀治が『国造焼』を創始しました。
朝夕に伯耆大山を仰ぎ見る環境にいて、祖父母の代から土と共に生き、土に取り組むことのできる喜びをこれからの作陶に活かして、皆様に「こくぞうさん」の愛称で親しまれる窯元でありたいと思います。
国造焼 四代目 山本佳靖 (鳥取県倉吉市)
詳しくは note でご覧ください
https://note.com/cocorostore/n/n2599ae355888