






鳥取びな
陶土(焼き締め)、胡粉、岩絵具・膠
w.5.5cm x d.2.5cm x h.6.2cm
80g
流しびな
流しびなの風習は室町時代や災厄を除く為に、雛を身代わりにして川や海に流す人々の習慣から始まり、旧暦の3月3日に雛を桟俵にのせ菱餅、雛菓子、桃の小枝などをそえていろいろな願い事を雛に託して川へ流しました。
現在ではおもに、郷土玩具、装飾観賞用として広く親しまれております。
朱や金色の紙で着物を作り、白い梅鉢模様を散らし、頭は土を丸めて胡粉を塗り、男雛は金色の冠、女雛は黒髪、それぞれ目と紅を描き入れ桟俵にのせた単純ながら素朴な味わい深いものです。
この桟俵の流しびなはもとより、短冊、色紙にあしらった雛、粘土や木製の
立ち雛などすべて手作りの郷土玩具で全国からご高評をいただいております。
信夫(しのぶ)工芸店
昭和21年先代規安が創業し、木製工芸品、民芸品、郷土玩具などを製作。40年から賢太郎が継ぎ今に至っております。どことなくモダンな絵付でかわいらしく仕上げた手づくりの郷土玩具です。
鳥取県鳥取市
*濡れた手で触ったり水拭きしたりすると彩色が滲みますのでご注意ください。
*製品の性質上、直射日光や高温多湿は避けてください。